造船専攻は、世界トップクラスの日本の造船業で活躍できる人材を育成することを目標とした専攻です。授業では、船体の種類や建造工程、船体が安全に航海するための容積や重心位置などの計算、船体設計の基本、溶接や小型船舶建造の実習などを行っています。
最近では、人力ボートやソーラーボートを製作し、各種大会に参加しています。福岡県柳川市のソーラーボート大会では2014年から周回レースとスラロームで6年連続連覇するなどの実績があり、スラロームは日本最高記録を保持しています。生徒たちは記録更新を狙い、ボートの研究を実施しています。
また、船体製作だけでなく、流行に対応した金属加工にも携わり、工業高校ならではのものづくりをしています。

機械専攻では機械に関する知識、技術を修得し、自動車や鉄鋼の分野を中心とした企業の中核を担うことができる技術者を育成します。

電気情報系学科は、電気専攻、電子情報専攻の２専攻で系学科を構成しています。
電気専攻では、社会生活の基盤となる電気に関する知識・技能を学習します。電気は現在の産業社会を支える上で必要不可なものであり、電気を扱う技術者が今の社会を支えるといっても過言ではありません。電気の基礎から先端技術までを幅広く学習し、あらゆる業界で活躍できる電気のスペシャリストの育成を目指しています。
電子情報専攻では、電子機器やプログラムについて学びます。ハードウェアとソフトウェアの両面を基礎から学び、ICTに関する基礎的な知識・技能を身に付け、これからのSociety5.0に対応し、ICT社会に貢献する人物を育成します。ITパスポートや情報技術検定など様々な試験にも挑戦しています。また、電気情報系学科の卒業生も社会の第一線で活躍中です。

ロボット制御に関する知識、技術を修得し、産業用ロボット、ものづくりの自動化分野を中心とした企業の中核を担うことができる技術者を育成します。

住環境専攻では・・・
建築（いえづくり）、土木（まちづくり）の知識とそれに伴う身近な機械加工・電気の基礎的技術を
修得し、住環境の分野における企業の中核を担うことができる技術者を育成します。