外間 幸輝さん外間 幸輝さん

外間 幸輝

株式会社SKK
製造部製造課
入社6年目

(経歴)
県立高知東工業高等学校
機械生産システム科 卒業。
スノーボードが趣味。
最近筋トレを始める。

地元高知で創業した「株式会社SKK」は、世界30ヶ国以上で活躍する海上クレーンの設計から製造販売、アフターケアまで全工程を一貫して行っています。
今回は若手社員の外間 幸輝さんと上司の谷脇 和幸さんのお二人にお話を伺いました。

入社のきっかけ入社のきっかけ

▼外間
高校時代、学校に貼られた求人票を見て、福利厚生が充実している会社や、お給料のいい会社に就職したいなと思っていました。
ある時SKKを知って、先生に聞いたり、インターネットなどで調べたら海上クレーンを組み立てるというスケールの大きいことをやっている会社と知り、僕自身、ものづくりが好きなので、だったらめちゃめちゃ大きいのを組み立ててやろうと思い、入社を決めました。

ものづくりが大好きという外間さん

未経験からプロフェッショナルへ未経験からプロフェッショナルへ

▼谷脇
外間は多度津工場で3年間クレーンの組立をやってから本社製造課に配属されたんですね。これは異例の抜擢で、この若さで本社に来ることは僕がこの課に来てから初めてのことです。それだけ会社から評価、期待されているのだと思います。
弊社のクレーンは、海上に橋などを建設するための杭を打つ大型のものから、小型で砂や土砂などの荷役約に使うものまで様々です。
当課では、表からは見えない内部の旋回するための駆動系やワイヤーを巻き取るドラムなど、様々な重要パーツの製造加工、組立を行っています。
外間の強みはそれぞれの様々な部品での加工や組立などを経験しているところなんですね。多能工というオールラウンダーが居れば、機械加工やクラッチ製造、メンテナンスなど幅広く活躍でき、他部署の仕事もカバーできます。それができる若手のホープとして会社からの期待も大きいです。

多能工としての外間さんに期待を寄せる谷脇さん

▼外間

実は工具の名前や使い方も知らない状態で入社して…。でも、SKKでは最初に本社で研修を受けた後は香川県多度津の工場に配属され、そこでクレーンの組み立てとかを実践で学びます。最初は不安もありましたが1年ぐらいすると、ある程度は流れに沿って自分で考えて動けるようになりましたし、今では、ほとんどの主要部品が組めるようになりました。この仕事はほぼオーダメイドで部品をイチから作るんですね。直径が3mぐらいのギアを4~5ヶ月かけて作ったりもしますし、ライン作業とは違って、異なる種類の仕事ができるのも多能工の魅力です。

プレッシャーもありますが、先輩方に教わりながら、ちょっとずつできるようになりましたし、仕事への情熱があれば、会社が育ててくれる環境があります。 同じ部署の先輩とは年の差が14歳もあって、僕が最年少で経験も浅いのですが、最近ではいろんな仕事を任されるようになっていて、とてもやりがいがあります。

そういえば、来週はサービス部門の応援で宮城県に修理に行くんですよ。油漏れの修理と聞いています。

▼谷脇

SKKは、全部一通りのことはできるように育てる方針です。自分の目の前の仕事だけできたらいいではなく、他部署も応援できる。そんな頼もしい多能工として育ってますよ、外間は(笑)。

先ほどの油漏れの修理もそうですが、急な仕事で土日勤務となった場合は、しっかり振替休日を取って休んでもらいますし、当社は1時間単位で有給休暇も取れますので、福利厚生もしっかりしていると思います。

クラッチボディの予熱作業や調整作業など、多能工として様々な仕事を行う外間さん

今後の目標今後の目標

▼外間
僕は組立が好きですが、組立では溶接をすることもあり、多能工として溶接も上手くなりたい。実は職場高校の先輩で溶接の全国大会で優秀賞を取られた方が、この会社で働いていて、溶接マイスターとして県下でも知られています。僕は高校生の時に四国大会までしか行けなかったので、先輩のように溶接の技術をもっと磨きたいですね。

外間さんが溶接を行う様子

就活をしている人へのメッセージ就活をしている人へのメッセージ

▼外間
高校生の時に「ものメッセ」に参加したことがあり、今度は企業側の人間として参加したのですが、その時は来場した高校生に質問攻めにされて(笑)、彼らのパワーに圧倒されました。その情熱をSKKで発揮してほしいし、「ものメッセ」ではいろんな会社を見て視野を広げられる場でもあるで、自分の夢を叶えてほしい。
展示会当日は僕も説明員としていますので、気軽に声を掛けてください。