鍋島 将宏さん鍋島 将宏さん

鍋島 将宏

株式会社山崎技研
組立部 主軸頭担当
入社6年目

(経歴)
県立須崎工業高等学校(現・県立須崎総合高等学校)卒業。
趣味はWeb小説を読むこと。ミステリからファンタジー、転生系までジャンル問わず楽しんでいる。

株式会社 山崎技研は、主軸につけられた刃物(フライス)を回転させて金属などを切削する機械“フライス盤”の製造を行っています。
今回は若手社員の鍋島 将宏さんと上司の梅原 信一さんにお話を伺いました。

会社見学が入社のきっかけに会社見学が入社のきっかけに

鍋島▼
山崎技研には高校1年生の時にクラス全員で工場見学で来ました。工場内というと光の入らない暗いイメージがありましたが、ここはすごく明るいので驚きました。また、社員同士もよく話をされていて良さそうな雰囲気もあったので印象的でした。高校3年生になり担任から進路を聞かれた時にそれを思い出して、山崎技研に決めました。

明るい社風について語る鍋島さん

教わるも、教えるも、真っすぐに教わるも、教えるも、真っすぐに

鍋島▼
今はフライス盤にある主軸頭(ヘッド)の組立を担当しています。主軸頭というのはフライス(切削工具)を咥え込む部分で、ミクロン(1000分の1ミリ)程の精度が求められます。組立には細心の注意が必要ですし、集中力も求められる仕事です。3年間組立をしていますが、まだ分からない事や先輩方に助けてもらう事もあるので、まずは一人で組めるようになりたいですね。

梅原▼
主軸頭は刃物がついて回転する一番大事なところなのでボルトをしっかり締めておかないと事故や怪我につながりますし、ベアリングにホコリが入る事があれば故障の原因にもなります。それだけ慎重に扱わないといけないんです。

鍋島▼
組立が毎回自分の納得のいく完璧なものにできる訳ではないですが、与えられた時間内で納得のいくものになるよう努力しています。

慎重に主軸頭の組立を行う鍋島さん

梅原▼

当初、鍋島君は仕事を黙々と行うので「おとなしい子だな」って思っていましたが、話しだしたら結構しゃべりますよ(笑)。今は任せた仕事も自分なりに工夫して頑張ってくれています。失敗しても彼なりに工夫して次に臨んでいるので、まあ頑張れよという気持ちで任せていますね。

鍋島▼

同期が2人いるんですが、仕事でミスしたらすぐ報告しますし、相談にも行きます。同期とはよく話しますし、仲良くさせてもらっています。

鍋島さんの仕事ぶりを語る梅原さん

梅原▼

うちは社員同士の交流も盛んで、会社も社員の趣味への理解がありまして。ちょっと前まではラジコンのサーキットとかありましたね(笑)。ものづくりの会社としてバックアップする風土があり、就業時間の後にラジコンのパーツを作ることも会長が「やったらええ」という事で作っていましたね。

梅原▼

後、会社のレクリエーションとして、昨年からドラゴンカヌー大会というのがありまして。うちの水産事業部が須崎市浦ノ内にある事から元々大会に協賛していたのですが、大会の方から出てみないかと誘われまして。鍋島くんが須崎工業で経験者だったこともあり、私の方から声をかけさせてもらいました。

鍋島▼

ドラゴンカヌーは、学校の行事でクラス対抗という形でやった事がありまして。そこで優秀な成績だったチームはこのドラゴンカヌー大会に出場できます。(笑)

梅原▼

我々メンバーは誰も経験がなく、彼が櫂(かい)の漕ぎ方とかいろんな面をアドバイスしてくれまして、いきなり21チーム中5位という成績を残す事ができました。鍋島くんの教え方が上手だったんでしょうね(笑)。

鍋島▼

やはりタイミングが合わないと真っ直ぐ進まないのでかけ声とか、やった事があるレベルなのですけど、皆さんの力になれたらと参加しました。

↑ドラゴンカヌー大会 海上練習の様子

就活中の人へのメッセージ就活中の人へのメッセージ

鍋島▼
就活中の方は、自分がどこに行きたいか何をしたいかがあるかないかで違ってくると思います。自分のしたい事がすでにある人は、インターンシップや見学を活用して、自分に合った会社を見つけるといいと思いますね。その時に仕事内容だけじゃなくて、社内の雰囲気や会社周辺の施設なども見ておくといいと思います。
自分のやりたいことが見つかってない人は、山崎技研は自由で明るい会社なので、いいと思います。